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新興成長国基礎データ
投資の視点
・中国株レポート
1. 守株
2. 高度経済
成長時代の
3. 日本の高度
経済成長期と
似た国
4. 高度経済
成長を続ける
中国
5. 成長時代の
日本と似た
中国

中国株レポートはシリーズになっています。その1≠ゥら順番にお読みくださいね。
中国株レポート
株を守る 中国の故事


『株を守る』と言う格言があります。

畑を耕している者がいました。畑に切り株があり、ウサギが駆けてくるなり、切り株に当たり、頚を折って死んでしまいました。

それからというもの、男は自分の耡(すき)をほうり出して切り株の見張りをし、もう一度ウサギをせしめてくれようとしました。

でも、ウサギは2度とは手に入らず、その身は宋国の笑い者になったという話を韓非子がしました。

株を守るとは
いつまでも古い習慣を固守して、時に応じて処理する能力が乏しいこと。
また、進歩がないことを指します。




        「日本株が上昇する」という確固たる理由があるならば、「切り株を見守り、兎を得る」という「因果」も現実的な行動になります。

しかし「日本株が上昇する」という確固たる理由がないならば、「切り株を見守り、兎を得る」という「因果」は意味を持ちません。

従って、「因果」を成立させる「条件」を見極めることによって、現在の状況に相応しい対策を考えるべきです。

過去の「因縁」に左右され、物事の本質を見誤ってはならないのです。
2002年、おじいさんの古時計という歌が流行りましたね。
それをもじってこんな歌が出回りました。

大きな含損の古株券
おじいさんの株券
100年いつもナンピンしてた
ご自慢の株券さ
日経平均3万の朝に
買って来た株券さ
今は もう 役立たず
その株券
100年休まずに
続落続落
塩爺さんと一緒に
続落続落
今はもう戻らない
この株価


「日本株が上昇する」という確固たる理由があるならば、「株を見守り、儲けを得る」という「因果」も現実的な行動になります。

しかし「日本株が上昇する」という確固たる理由がないならば、「株を見守り、儲けを得る」という「因果」は意味を持ちません。

株式市場の成績はその国の経済状況に密接に関連します。

低い経済成長国では低いリターンかマイナスとなります。
かたや、高い経済成長国では高いリターンが期待できます。

景気が良く、高成長経済では国民の豊さが増して行きます。
そして、購買力が増し、購買意欲が旺盛になります。

商品が不足し、新製品に対する需要が満たされない状態が続き、ビジネスチャンスが多くなります。

需要が拡大するにつれ、資金ニーズが高まり、資本・株式市場が活況となるのです。




【その1】 守株
【その2】 高度経済成長時代の株
【その3】 日本の高度経済成長期と似た国
【その4】 高度経済成長を続ける中国
【その5】 成長時代の日本と似た中国
【その6】 高成長なのに下がるおかしな株価
【その7】 疑わしい経済成長率
【その8】 国内企業でなく外資企業が成長の原動力
【その9】 共産主義国家の落し穴
【その10】 中国株式市場の全体像
【その11】 時価総額と売買代金
【その12】 株価とバリュエーション
【その13】 世界の投資家専門家は中国株をアンダーウェート
【その14】 中国株式の問題点
【その15】 賢い中国株投資はこうする
【その16】 彼を知り己を知れば百戦危うからず

【その6】からは、有料メール徒然の小冊子でご覧頂けます。




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