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新興成長国基礎データ
投資の視点
・中国株レポート
1. 守株
2. 高度経済
成長時代の
3. 日本の高度
経済成長期と
似た国
4. 高度経済
成長を続ける
中国
5. 成長時代の
日本と似た
中国

中国株レポートはシリーズになっています。その1≠ゥら順番にお読みくださいね。
中国株レポート
高度成長の中国


高い経済成長国といって思い出すのはまず中国です。
日本の90年以降の長期低迷を尻目に、高い経済成長を果たしています。

中国GDP


このところ下降気味ではありますが、世界でも有数の高成長が20年以上にわたって続いています。

アジア各国の経済成長も先進国に比べるとかなり高いのですが、中国を相手にすると見劣りします。

それだけ、中国の経済成長の勢いが強いのです。





豊富で安い労賃を当て込んで、工場として進出するだけではなく、急成長を続ける13億人という大市場の「パイ」獲得を目指し、世界中の企業が中国に押し寄せているのです。


今や、中国は香港と合わせると世界の貿易の3位という規模にまで成長しています。米国にとっては最大の輸入先であり、日本にとっては最大の貿易赤字国なのです。





しかし、中国はまだまだ遅れていると疑っておられませんか?

意外にも中国には日本の先を行く分野も少なくないのです。

上海は「世界で最初のリニア実用線」を浦東空港と上海市街を結ぶ43キロに作ってしまいました。日本はいつの間にか抜かれたのです。

また、公共交通機関用の非接触型ICカードも進んでいます。
上海の地下鉄には日本のパスネットに相当するカードがまだ使われていました。

しかしこのカードは日本のカードと違って矢印のある一定の方向に入れなければ使えない遅れたものでした。

しかし上海はそこから一気に、すべての交通機関に使える汎用の「上海公共交通カード」に進んだのです。

バス、地上の電車、タクシー、船などなど何にでも使える非接触カードになりました。

日本のスイカと同じように一枚のカードでお金を足していけば何回でもあちこちで使えるようになったのです。

中国では電話は地上電話が普及する前に携帯電話が普及しました。携帯は設備投資が安く済むからです。

今や中国は、1億5千万台という世界一の携帯保有者数を誇っています。

中国で今起こっていることは、発展の中間省略です。
日本は1歩1歩順を追って経済先進国になりました。

しかし、グローバル化、IT化の進んだ今は、一気に最先端の技術や手法を取り入れることができるようになりました。

いきなり、世界でも最先端の技術を猛スピードで取り入れており、進歩の無い国々をあっという間に抜き去ろうとしているのです。







【その1】 守株
【その2】 高度経済成長時代の株
【その3】 日本の高度経済成長期と似た国
【その4】 高度経済成長を続ける中国
【その5】 成長時代の日本と似た中国
【その6】 高成長なのに下がるおかしな株価
【その7】 疑わしい経済成長率
【その8】 国内企業でなく外資企業が成長の原動力
【その9】 共産主義国家の落し穴
【その10】 中国株式市場の全体像
【その11】 時価総額と売買代金
【その12】 株価とバリュエーション
【その13】 世界の投資家専門家は中国株をアンダーウェート
【その14】 中国株式の問題点
【その15】 賢い中国株投資はこうする
【その16】 彼を知り己を知れば百戦危うからず

【その6】からは、有料メール徒然の小冊子でご覧頂けます。




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