この法則は節約にも当てはまります。 |
日常生活で目いっぱい努力をして節約していても、効果の少ない8割の部分で節約していて、効果の大きな2割の部分で無駄使いをしていたら意味がありませんよね。
同じ節約するなら効果の大きいけれど、努力が少なくて済む2割の部分でだけにして、あとは自由にお金を使えば良いんです。 |
することは簡単です。少し視点を広げれば良いんです。私たちの家計の支出上位のものから順に節約できるものを削っていけば良いんです。
支払う額の大きなものから順に減らしていけば、5つくらいの項目だけを手当てすれば大丈夫なんです。 |
年収が800万円位の家計のお宅(月40万の月給プラスボーナス年200万円、奥さんが100万円の年収)で、月あたり10万円、年間120万円位は節約できるものなのです。
生活レベルを変えないで、毎年毎年、120万円も自由に使えるお金ができたら凄いでしょ?どんなに頑張って普通に節約しても、これだけの金額を節約するのは難しいでしょう。
年収がもっと多い家庭ならば、もっとあなたの自由になるお金は増えるんです。 |
では、何から手をつければ良いのか考えてみましょう。ここで一つコツがあります。
普通の家庭で、節約できる金額というと「手取り収入」のことを考えてしまいます。それでは駄目なんです。もう少し大きく考える必要があるのです。
総収入から考えるのです。サラリーマンなら、会社が支払うあなたの分の人件費すべて。自営の方なら、あなたに支払われるすべての金額から考えるのです。
すると、あなたが支払う金額の上位5項目は大体次のようになるはずです。 |
不動産 保険 |
自動車関連 |
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支払金利 |
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税金・社会保険料 |
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この中で、自動車を除いた4つの項目は、普段は天引きされていて「支払っている」という実感が無いと思います。しかし、この5項目の出費だけで家計の5割以上の出費になるのではありませんか?
この支払っているという実感の無いところを上手く削れれば、あなたの生活に何の影響も無いのです。そして、労せずして大きな節約の結果を得ることができるのです。それぞれの項目を説明すると、長くなってしまうので、ここでは概要だけお話します。 |