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実は「投資成功のノウハウ」は、大きく分けて2種類あり、その種類に応じて「使い方」があるのです。
投資成功法(1)
長期保有法 |
長期成長を狙い、質の良い投資商品を選んで買って、長い間保有する方法
ほとんど投資についての知識の無い人。投資に費やす時間の無い人でもでき、確実に結果が出せる方法そのスタイルは、「市場全体に対する投資」であり、「長期投資」となります。 |
投資成功法(2)
市場タイミング法 |
投資に対する深い知識や洞察と、日々の投資に費やす時間を使い、大きく金額を儲ける方法
儲かりそうな株や、投信や債券を選んで、市場価格の上下動を捉えて投資する方法です。儲かりそうなものを、儲かりそうなタイミングを選んで投資するという手法の為、そのスタイルは、結果として「個別銘柄に対する投資」であり、「短期投資」となります。 |
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市場タイミング法は上手くいけば、非常に儲かります。だから、「投資の秘訣」というと、市場タイミング法(名称は紹介する人によって様々ですが、殆どが市場タイミング法です。)を紹介する書籍・雑誌・インターネット、TVが溢れています。 |
価格の安い時に買い、高い時に売り抜け、
市場価格が下がっている時には保有しない為、
最高の収益をあげられる |
市場タイミング法は「価格の安くなったときに買い、高くなったら売る」という、非の打ち所の無い投資方法ですから、「これがベストな投資方法だ。」と誰もが信じてしまいがちです。
事実、この市場タイミング法を使って投資をする投資家がかなり存在します。
このため、メデイアに影響された市場タイミング法を使って個別銘柄投資しか投資手段を知らないビギナーがいきなりスタートから殆どの投資資金を突っ込んでいって失敗する例が、後を絶たなかったのです。
しかし、市場タイミング法を普通の人が用いると落とし穴に陥ります。
何故かというと、市場タイミング法は、あなたに多くの難しい判断を求め、ミスを許さない投資方法だからです。 |
反対に、長期保有法はタイミングを判断することなど無しに買い、一時的な価格の下げを認めて受け入れる方法です。 |
例えていえば、市場タイミング法は |
これに対して、長期保有法は |
タイガーウッズのような
「毎試合トーナメントで勝つ為の努力を
日々している、世界のトッププレイヤー」に
向いている方法 |
趣味でゴルフを嗜む「サンデーゴルファー」に
向く方法です。 |
スーパーモデルのような日々舞台で美しく
見られる為に命をかけている人に
向いている方法です。 |
普段普通に生活し、化粧している
一般の女性に向く方法です。 |
東京大学の医学部に合格するような偏差値の
異常に高い受験生に向く方法なのです。 |
普通に受験勉強をしている残り95%の
受験生に向く方法なのです。 |
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市場タイミング法で儲けるには、一回の投資について3つの正しい判断が求められます。 |
1. |
正しい個別銘柄を選び出す |
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2. |
正しい買い時を選ぶ |
3. |
正しい売り時を選ぶ |
このうちの1つだけでも正解することは難しいのですが、3つ正解するとなると、難しさははるかに高まります。
宝くじで勝つためには、「正しいものを買う」というたった1つの正解で良いのですから、その難しさがわかります。
市場の取引には必ず買い手と売り手がいます。と、いうことは取引のたびにどちらかが負けているわけです。 |
あなたが勝つ為には、必ずあなたを勝たせてくれる相手(間違った銘柄を間違った時期に売る人、買う人)が必要なのです。
理屈どおりに動ければ良いけれども、人間はそうではありません。
感情を持っているからこそ人間なんです。
投資をしていると、次のようなことは常に起こります。 |
投資の難しさと儲かるために必要なこと |
長
期
投
資 |
やや易しい
正しい個別銘柄を選ぶ |
易しい
判断は不要 |
短
期
投
資 |
非常に難しい
@正しい個別銘柄を選ぶ
A買い時、B売り時の
3つの正しい判断が必要 |
難しい
買い時と売り時に両方
正しい判断が必要 |
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市場タイミング |
長期保有 |
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● |
下がると、もう売ったほうが良いんじゃないかと思います。 |
● |
上がると、安心してすぐ売ってしまいます。 |
● |
持っている商品の価格が下がると、もう2度と投資なんかしないぞと思います。 |
● |
他の人に、「こっちが良いよ」「これが儲かるよ」と言われれば、自分が持っているものよりも良いんじゃないかと思ってしまいます。 |
● |
別の専門家やセールスマンに、始終「これがベスト」と言われます。 |
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「私の薦める商品が一番ではありません」なんて言うセールスマンはいませんもの。常に「私のお勧めするこれがベストです。」って言うでしょう。
こうした、さまざまな思いや、雑音が絶えず襲ってきますよね。そんな中で、理屈どおりには動けないですよね。必ず毎回正しい判断が出来る自信がありますか? |
ミスをすれば損失という大きな咎めが待っている投資成功法が正しい投資手法だと言えますか?何の意味も無いでしょう?
あなたの感情や取り巻く環境を十分に考えた上で、機能する投資方法でなければ、本音の世界で効果がある投資方法でなければ意味が無いでしょう?
こうした、一見非の打ち所が無いように見える市場タイミング法を試みて失敗する例が後をたたなかった為、ほとんどの人が「投資は難しい」「リスクが大きい」といって、投資に近づかないようになっていったのです。
投資のレベルに応じて「やらねばならない事」と「やってはいけない事」がある!
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市場タイミング法と長期保有法という2つの投資の成功方法は、それぞれメリット・デメリットがあります。
そして、どの手法を使うのが良いかは、あなたの投資のレベル(投資経験、投資研究可能時間、投資期間)が決めるのです。
あなたが投資の世界でのトッププレーヤーではない間は |
【投資成功法(1)長期保有法】があなたにとっての唯一の選択であり、 |
【投資成功法(2)市場タイミング法】はやってはいけない事になります。 |
もし、あなたが自分のお金を、確実に増やしたければ、長期保有法をコツコツ積み重ねてしっかりお金とノウハウを蓄積する必要があります。
ここで中途半端に市場タイミング法にチャレンジしたら、投資を重ねる度に損失が増えてしまい、多くの投機家と同じように市場に負けて退場していくことになるのです。 |
考えてみて下さい。
市場は命の次に大切な自分のお金を預ける場所なのです。
百戦錬磨のプロが虎視眈々とチャンスを狙っているのです。
そして、そのおこぼれをあずかろうと、銀行、証券、保険、投資会社の金融機関がお金を出してくれるところにへばりついているのです。 |
長期的に儲かる可能性 |
一般の人 |
不可能 |
高い |
熟練のプロ |
殆ど無い |
高い |
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市場タイミング法 |
長期保有法 |
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こうした世界では大切にされるのは何よりも多くのお金を儲けさせてくれ、手数料を稼がせてくれるお客なのです。
中途半端な時間や資金や経験で、こうした人たちと徒手空拳で戦っても、結果は赤子の手をひねるように、負けてしまうのが大半なのです。
第一、プロである機関投資家でさえも、市場タイミング法で勝っているとことは無いのですから。プロでも殆ど勝てないのが市場タイミング方なのです。
「仕事で忙しくて常に市場をウオッチする時間も無く、プロに負けない経験や判断力もない状態」にも関わらず大量の資金と時間があって、インサイダー情報や耳打ち情報もたくさん入ってくるプロ投資家やデイーラーを簡単に打ち負かせると思って市場タイミング法にチャレンジしても結果は決まっているのです。
何回かは勝てても、数年たってみれば大赤字というのが大半なのです。
「投資経験も豊富であり、投資に費やす時間も豊富にあり、資金も潤沢に揃ってはじめて使う、勝負をかける時の方法(それでも殆どが勝てない)」を、「投資経験も無く、投資に費やす時間も日常の仕事が忙しい。
そして資金も少ない時期」に実行するのは、ほとんど「無謀な賭け」にすぎなかったのです。では、どうすれば「最初にやるべき事」=「最初から確実に儲ける方法」をマスター出来るのでしょうか?
「最初にやるべき事」は、 |
(1)
効果をだせる最低必要限なノウハウ【投資成功法(1)長期保有法】を知る。
(2)
それを時間と家計に無理をかけずに確実に実行する。 |
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という2つにつきます。前に紹介した、お金持ちたちは、この長期保有法をマスターして、実践してお金を増やすことができたのです。
市場タイミング法を実践してなどいなかったのです。確かに長期保有法は、自分考えたりしなくて済むぶん、投資にスリルやギャンブル性を求める人には物足りないと思われる面もあるかもしれません。
しかし、一番の大元を考えてください。投資の目的は何ですか?増えた資金の使い方は、人さまざまです。でも、投資の目的は、つまるところ、あなたのお金を確実に増やすこと、育てることなのです。
かんたんにお金を確実に増やすこと、育てることが出来る方法があるのに、それを使わない手は無いと思いませんか?
あなたは、将来に対する不安があるからこそ、お金を貯めて増やしたいと思われているのでしょう。
老後のことも心配だけれど、今の仕事や収入に対する不安、不満もあるし、子供のこともあるんじゃないですか?
そして、今の預金金利じゃ駄目だと思われたのではないですか?普通の人がお金持ちになった、その方法を試してみて、不安が解消されたらすばらしいとは思いませんか? |
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