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教室でどんな本を読めば良いのかと聞かれる方は意外に多いのです。
かんたん投資教室でお話をしました書籍です。 |
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■◆◆■ 基礎から学びたい人向けの本 ■◆◆■
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●となりの億万長者/トマス・J. スタンリー (著), ウィリアム・D.
ダンコ (著),Thomas J. Stanley (原著), William
D. Danko (原著), 斎藤 聖美 (翻訳) |
この本は、実際のお金持ちとはどんな人なのか、どのようなことをしてきたのかということを客観的な事実で語られています。
本物の億万長者とはどんな人間で、ふつうの人々とはどこが違うのか。アメリカの億万長者の驚くべき暮らしぶりを徹底的に取材・調査した本です。
下手な評論家の意見よりも「こういうことをすると、実際に金持ちになったんだよ」という事実を見て欲しいと思います。
中でも、第3章を良く読んで欲しいのです。
お金持ちも、お金持ちで無い人も資産を増やしたいという気持ちには変わりはありません。しかし、結果は異なっています。それは、時間やエネルギーの振り向け方がお金持ちとお金持ちで無い人とで異なるからです。
お金持ちは、いったいどんな時間やエネルギーの振り向け方をしているのかに注目して欲しいのです。そして、お金持ちと同じ時間やエネルギーの振り向け方をすれば、あなたも一歩お金持ちに近づけることでしょう。 |
この本の良いところは、資産運用を行うための普遍的な基本姿勢、基礎知識について書かれているところです。
投資の本というと、「株ならこれを買え」といった小手先の技術論が多いのです。これは、サッカーを始めたばかりの初心者に、プロでも難しいキラーパスをだす方法を教えているようなものなのです。
料理を初めてする人に、1ミリの薄さの桂むきの方法を教えるようなものです。
基本がないのにこういった本を最初に読んでしまうと、頭が偏ってしまいがちです。
まずは、個人がとるべき基本的な投資戦略は何かから始めるのが良いのです。 |
●お金に強い女になる/バーバラ スタニー (著), Barbara Stanny (原著),
大西 央士 (翻訳) |
筆者の経験から、女性特有の資産形成上の問題点について良く書かれています。
自立した女になるためには、お金についても自立しなければいけないけど、いつまでたっても白馬の王子様を待っている女性が多いそうです。
女性はともすると短期的な貯蓄に目が眩み、男性よりも長生きする現実を無視した投資をしがちだといっています。
投資の基礎についてしっかり書いてあると同時に、の個人投資家が陥り易い罠についてわかりやすく説明されており、日本の男性にもお勧めです。
短期で大きく儲けようと思いがちな人、人の良い性格の人にはこの本がお勧めです。 |
この本に書かれていることは、運用する機関投資家にとってはあたりまえの常識なのですが、個人投資家にとってはそうではないようです。
第15章に個人投資家のための10戒が書かれていますが、これはぜひとも書き出して手帳に入れておいて欲しいものです。 |
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■◆◆■ もっと学びたい人向けの書 ■◆◆■ |
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