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(マ)
マーケットタイミング market timing

上昇相場をうまく利用する一方、下降に転じてもやられないように、タイミングを見ながら売ったり買ったりして、資金シフトさせていくこと。

例えば、ミューチュアルファンドに投資している場合、株式市場の見通しがまずくなりそうなら、株式ファンドからマネー・マーケット・ファンド(MMF)に乗り換えたりすること。とはいえ、残念ながら、マーケットのタイミングをうまく計って売買できる百戦百勝の投資家は、わずかしかいない。

満期 預入期間の最終日(元本が戻ってくる日)のこと。

(ミ)
ミューチュアルファンド
(投資信託)
mutual fund

数多くの個人投資家から集めた金をプールして、株や債券、その他の金融商品を買い付けていく投資。

日本の「契約型投資信託」では投信会社発行の「受益証券」に投資する形になり、投資家=受益者となるが、アメリカでは投資会社発行の「株式」に投資する形になる。つまり、投資家=株主となる。基本的に仕組みが異なる。

ミューチュアルファンド投資の2大メリットはプロによる運用と分散投資だが、これらのサービスと引き換えに通常、年問1〜2%の運用報酬を取る。

また、ファイナンシャルアドバイザー経由で購入した場合は、販売手数料やその他の手数料も取られることになる。

ファンドにはオープンエンド型とクローズドエンド型があり、オープンエンド型は、投資家から資金が流入するたびに新株を発行し、解約時には株を買い戻す。価格(基準価格)はファンドの純資産総額を発行済み株式数(口数)で割った値となる。

一方クローズドエンド型は、IPO(新規株式公開)時に一定数の株を発行し、その後は公開市場で売買される。普通の投資信託はたいていオープンエンド型である。

(ム)

(メ)

(モ)
目諭見書 prospectus

有価証券の募集または売り出しの際に提出する公式文書で、発行体の現在の事業内容や事業計画などについて記したもの。

提出が義務付けられており、証券購入予定者に交付しなければいけないことになっている。

目論見書には企業の財務状況、リスク、製品・サービス、経営陣に関する情報が記載されている。投信の販売時にも目論見書が使われるが、これにはファンドの運用方針、リスク、手数料、その他の基本事項が記されている。

モダン・ポートフォリオ・セオリー(MPT) 次のような考え方に則った学術研究。

まず、市場は非常に効率的であり、その取引システムを通じて、市場全体のリターン率を趨えるリターンを上げることはできない。したがってアクティブ運用は逆効果である。第二に、長期間には、資産クラスはそのリスクレベルに応じたリターンを上げることが期待できる。

小企薬やバリュー企業など、リスクがより高い資産クラスは、リスクの高い分の報酬として、より高いリターンを生み出す可能性がある。第三に、資産クラスにまたがる分散投資は・リターンを増やし、リスクを減じる。

どんなベルのリスクであっても、最も高いリターンを生み出すポートフォリオを作ることは可能である。最後に、すべての投資家にとって正しいポートフォリオというものではない。投資家は、それぞれが取れる範囲のリスクレベルでポートフォリオを作るべく、資産アロケーションをしなければならない。

モメンタム 勢い、はずみ。

モメンタムの値は、たとえば一定期間前の終値と当日の終値の差額や比率として求められる一この値の動きから相場の方向と勢いを判断する。

モメンタム投資は業績モメンタムや価格モメンタムを利用した投資戦略のこと。具体的には、過去に業績や株価が向上した銘柄を買い、悪化した銘柄を売る戦略。



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