(ラ) |
|
● |
ラッセル2000指数 |
Russell 2000 Index
小型株のベンチマークとしていちばんよく知られている時価総額指数。
アメリカ市場で時価総額下位の小型株2000銘柄をカバーしている。その時価総額の合計は、ラツセル3000指数に代表されるアメリカ市場全体の時価総額の約8%しかない。
ラッセル2000の直近の再構成時点における平均時価総額は約5億2640万ドル。採用銘柄のなかで最大規模の企業の時価総額は約13億ドルとなっている。インデックスファンドの多くがラッセル2000をベンチマークにしている。 |
|
|
|
● |
ラップ口座 |
wrap account
資金の運用・管理から証券の委託販売サービスまで、すべての(ラップした)投資プラン。その簡便さが受けて人気を博している。
すべて込みの年間手数料を払うだけで(訳注:残高ベースの手数料なので、取引ごとに委託手数料などが課されるわけではない)、投資会社などから専門のマネーマネジャーのサービスを受けることができる。
すなわち、プロの運用担当者が株や債券あるいはミューチュアルファンドのポートフォリオを構築してくれ、ありとあらゆる取引の面倒を見てくれる。 |
|
|
|
● |
ランダム・ウォーク理論 |
Random Walk Theory
効率的市場仮説に関連する理論で、価格の動きはそれ以前の動きには関連せず、ランダムな経路をたどるとする見方。
市場の動きをいくら分析し、予測して投資しても、運用成績は、チンパンジーが相場表にダーツを投げたときに当たった銘柄を売買したときと変わらないと主張する。 |
|
|
|
(リ) |
|
● |
利食い |
Profit-taking selling
保有資産を利益が出る状態で売却すること。逆に。損失が出る状態で売却することを損切りという。 |
|
|
|
● |
リスク |
risk
投資対象から得られる実際のリターンが期待されていたリターンとは異なってしまうという金融面における不確実性。
投資に影響を与えるリスクファクター(リスク要因)には、インフレ、デフレ、為替レートの変動、流動性、発行体によるデフォルト(債務不履行)、金利の変動などがある。 |
|
|
|
● |
利回り格差
(イールドスプレッド) |
yield spread
さまざまな証券間の利回りの差。償還期限(残存期間)や格付けの異なる債券同士を比較するのによく用いられる。格付けが高く、残存期問の短い債券に比べ、格付けが低く、残存期間の長い債券ほど、利回りが高くなる傾向がある。
信用度の低い債券を評価するときは、格付けの高い債券よりもデフォルト(債務不履行)リスクが高いため、それに見合うだけの利回り格差があるかどうかを見極めなければいけない。(訳注:特に「イールドスプレッド」というときは、長期金利から株式の益回りを差し引いた値を指すことが多い)。 |
|
|
|
● |
流動性がない |
illiquid
簡単に現金化できないという意味。流動性のない投資対象としては、クラシックカー、絵画、切手などの収集品がある。また、流動性のない証券といえば、流通市場でほとんど取引されていないため、売却したくてもなかなか売れない証券のこと。
小型株は大型株に比べ、発行済み株式数が少なく、出来高も少ないため、流動性も低くなる傾向にあり、乱高下しやすい。 |
|
|
|
● |
流動性リスク |
Liquidity risk
債券や株式などを売りたいときに売れないリスクのこと。 |
|
|
|
(ル) |
|
|
|
|
(レ) |
|
● |
レコメンデーシヨン |
証券アナリストやファンド・マネージャーが会杜を分析した後に株価や市場環境を勘案し、どのような投資行動(買い、売り等)を現時点でとるべきか判断した結果。推奨。 |
|
|
|
● |
レバレッジ |
leverage
投資家や企業による借入金の活用度。企業の場合、レバレッジは負債自己資本比率(=長期借入債務÷株主資本)によって測定できる。長期惜入債務が増えるほど、財務レバレッジが大きくなり、破たんの危険性も高くなる。
一方、投資家の場合、レバレッジとは、信用買い(空買い)や、オプションなどのデリバティブを利用して、少額の投資金額で大きなリターンを狙うことをいう。しかし、借入金をテコにした投資の場合、投資元本(自己資金)だけでなく、借りた金をも失う可能性があるため、非常にリスクが人きい(訳老注:「レバレッジ」の本来の意味は「テコ作用」)。 |
|
|
|
(ロ) |
|
● |
ロス・カット
(損切り) |
保有資産を損失が出る状態で売却すること。逆に利益が出る状態で売却することを利食いという。 |
|
|
|
● |
ロード(販売手数料) |
load
ミューチュアルファンドを売買するときに課される販売手数料。「フロントエンドロード」(初期販売手数料)は、初期投資額の何パーセントという形で表示され、ファンド購入時に取られる。
一方、「バックエンドロード」(後払レ)販売手数料)は、初期投資額か、最終売却時(解約時)の純資産価額のいずれか少ないほうをべースにして課せられる(訳者注:バックエンドロードは保有年数に従って手数料率が下がり、最終的にはゼロになる)。 |
|
|
|